施設内研修~食中毒の予防~

6月21日、食中毒予防のための衛生的な手洗いについての施設内研修を行いました。
現在、感染症はいまのところ落ち着いていますが、梅雨時のジメジメした季節は食中毒に注意したい時期です。万が一食中毒になっても、正しい処置で早めに治したいものですね。症状としては吐き気や下痢が多いため下痢止めを服用する方もいるようですが、かえって悪化させてしまうとのことなので、下痢止めは服用せずすべて排泄させる方が良いそうです。

研修の内容としては、食中毒予防の3原則「付けない・増やさない・やっつける」ということで、汚染させないことと汚染してしまったあとの対策をしっかり行うことが大切とのことです。
そして汚染させないためには、しっかりとした手洗いや食品の加熱処理、汚染してしまったら微生物を増やさないために食品の温度管理をしっかり行うこと。また手洗いについては、「手洗いが大切」と知っていながらも依然として世間では手を介した食中毒が多発しているようで、実は”適切な手洗い”ができていないのではないか?とのことです。

桐寿苑では、常に感染症対策の勉強会などでは必ず手指衛生の大切さを徹底して勉強していますが、職員それぞれが手洗いの仕方を見直すためにも今回も実践を交えた研修を行いました。

実際きちんとやっているようで、急いでいたりするとささっと済ませてしまいがちな手洗い、感染症や食中毒にならないためにきちんと正しい手洗いを心がけていきたいですね。

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